アルツハイマー型認知症の初期症状と家族として出来ること

認知症って、怖い病気だと感じている人も多いかもしれません。でも、実際は、人生の延長上にあるものなのです。だから、認知症の方と関わっている人たちも、身内の認知症には、平均3年くらい気づかないのです。えっ、意外?と思いませんでしたか?そのくらい、認知症は分かりづらいのです。今回は、alz.orgを参考にして、認知症の初期症状と家族としてできることを10項目ご紹介します。

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1.今まで、やっていたことを忘れてしまう

 

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一番、典型的な症状としては、食事をしたことを忘れてしまったり、孫が来たことを忘れてしまうことです。つまり、認知症の方の場合は、「食事をした事実」や「孫が来た事実」を忘れてしまうのです。だから、食事をしたことを忘れてしまうと、何度も、「お腹が減った、食事はまだか。」と聞かれるのです。また、鍋に火をかけたまま、その場を離れると、そのことを忘れてしまうのです。もし、その場に他の人がいなければ、火事になります。このように、何かをしている事実を忘れるという事は、日常生活に支障をきたすということなのです。

こんな時、認知症の人には任せられないと、今までやっていた家事などをしないように言いがちですが、それでは、認知症が進行する可能性が高いです。出来ることは、やってもらうようにして、出来ないところをフォローしていくのが理想です。そして、出来なくなったことから、少しずつ、お手伝いをしていくようにしましょう。

2.料理が作れなくなる

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長年、主婦をしてきた方が認知症になった場合、料理を作ることが出来なくなります。主婦の方なら分かると思いますが、料理を作る時に、1つの料理を作るのではなく、何品か作りますね。そうすると、いくつかの作業を同時進行させたりしますが、そういうことが出来なくなります。それだけでなく、今までの得意料理の作り方さえ、分からなくなり、味付けもでたらめになったりします。この場合は、同居の旦那さんが奥さんの認知症に気づき、病院へ受診するケースが多いそうです。

3.普段出かけていた場所へ行けなくなる

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今まで、通いなれていた習い事やスーパーなどの道順を忘れてしまい、一人で行けなくなります。また、一日の過ごし方について、予定を立てて、やっていたことが出来なくなり、気がつくと、一日テレビを見ていたという日が増えることもあるかもしれません。このように、今まで、当たり前に出来ていたことに、手助けが必要になります。

4.時間や場所との混乱

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認知症の方は、日付、季節、時間経過が分からなくなっていることが多いです。そのため、まるで、時間が、認知症になる前で止まっているようになっています。もちろん、現実の時間は過ぎていき、年齢を重ねるわけですが、認知症になってからことは、記憶にないことが多いです。でも、悪いことばかりではなく、認知症になってから、現実に起きた辛いことを忘れられるのはいいのかもしれません。しかし、認知症になってからも、怖かったことや悲しかったことは、鮮明に覚えていたりします。ただ、どんな出来事があったのかは、覚えていません。

たとえ、出来事を忘れてしまっても、人としての「感情」を忘れることはありません。だから、もし、覚えておいてもらいたいことを忘れてしまったとしても、極力、怒らないでくださいね。一番辛いのは、覚えていられないと感じている認知症の方ですから。

 5.空間や距離を判断できなくなる

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今まで、好きだったのに、読書をしなくなったりはしていませんか?それは、もしかすると、文字が読みにくくなっていると感じているからかもしれません。また、車を運転する時に、前の車の距離感やスピード感、一方通行の標識などが、分からなくなってしまうことがあります。高齢になってからの車の運転には、十分な注意が必要です。

 6.急に無口になった

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あんなに、誰かとお茶を飲みながら、おはなししていた人が、急に、やらなくなったという事はありませんか?もしかしたら、相手の話している話題についていけず、何を話していいのか分からなくなったのかもしれません。また、いつも、話をしていても、話が途中で止まってしまったり、どんなふうに話を続けてよいか分からなかったり、同じ話を何度も繰り返してしまうことが頻繁になってしまったのかもしれません。そして、今まで仲良くしていた人から、誘われなくなることもあります。そんな時は、寂しさを感じてしまうかもしれません。なかなか、一人で出かける機会も減ってくるでしょうから、一緒にどこかへ連れ出してあげるのも、良い気分転換になるかもしれません。

7.片づけた場所を忘れてしまう

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はさみや財布など、決まった場所に片づけられなくなります。また、いつもとは違う場所へ置いては、忘れてしまうことが増えます。また、物をしまって、忘れてしまい、「誰かに盗まれた」ということもあります。さらに、自分が片づけをしたという事実すら、忘れてしまっているからです。そして、その事実を認めたくないから、誰かに盗まれたのだと言うようになります。こんな時は、一緒に探してみてください。そして、片づけそうな場所を教えてあげて、自分で見つけてもらうのが、一番良い方法です。

8.訪問販売やテレビショッピングで購入

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最近、平日の日中、テレビショッピングの番組が多いのをご存知の方も多いと思います。それは、高齢者が購入してくれるからなのです。しかも、テレビショッピングって、どうしても、買いたくなるように構成されているのです。だから、一つ買ったのに、また・・なんてことがあります。気がついたら、家じゅう、通販商品なんてことがあるようです。あまり、頻繁に購入するようでしたら、成年後見人制度を利用することを検討してください。

9.身だしなみに気を使わなくなる

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「あんなに、おしゃれだったおばあちゃんが・・・」なんて話は、よく聞くかもしれませんね。これもまた、認知症の症状の一つです。さらに、今まで、興味を持ってやっていた、社会活動や趣味もやろうとしなくなります。それは、自分のことにも、周囲のことにも、興味、関心がなくなってしまっているということなのでしょう。

10.気分と人格の変化

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今まで、優しかった人が、まるで人が変わったように、疑い深くなってしまうことがあります。そりゃ、財布がなくなった時、周りの人が盗んだと思えば、誰も信じられなくなるのは、当然ですね。また、身内の顔も忘れてしまっているが、今まで、抑えていた怒りの感情だけを覚えていることがあり、急に、人格が変わったかのような行動をする人がいます。もちろん、逆もまた、真なりなのですが。こんな時、認知症になることにより、本当に正直に生きられるようになるのかなと感じます。しかし、急に、性格が変わってしまうと、驚いてしまうし、戸惑ってしまうでしょう。今まで、抑えていた自分が、認知症を発症することで出すことが出来たと考えると、少しだけ、優しい気持ちで接することが出来るかもしれませんね。

VIA:Pixabay,gatag

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